CAN-1-1-11 | |||
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【補足説明欄】 1行目から3行目までの項は、CAN-1-1-9-9〜14の式の右辺第3項(CAN-1-1-9-9〜11の最右項)に、 ω'1 = -ωcosα, ω'2 = 0, ω'3 = ωsinα を代入して得られた式です。 4行目から6行目までの項は、CAN-1-1-9-9〜14の式の右辺第4項(CAN-1-1-9-12〜14の左の項)に、 ω'1 = -ωcosα, ω'2 = 0, ω'3 = ωsinα を代入して得られた式です。 ω'1 = -ωcosα, ω'2 = 0, ω'3 = ωsinα である事は、CAN-1-1-9-1〜3の式と、CAN-1-1-9-4〜6の左の式と、CAN-1-1-10-22〜24の式と、CAN-1-1-8-12〜14の式、から分かります。 まず、CAN-1-1-10-22〜24の式と、CAN-1-1-8-12〜14の式から、 R11 = (sinα)cos(ωt), R21 = (sinα)sin(ωt), R31 = -cosα, R12 = -sin(ωt), R22 = cos(ωt), R32 = 0, R13 = (cosα)cos(ωt), R23 = (cosα)sin(ωt), R33 = sinα だと分かります。 これを、CAN-1-1-9-1〜3の式に、代入すると、 ω1 = 0, ω2 = 0, ω3 = ω だと分かります。 CAN-1-1-8-15に対する補足説明から R-1 = Rt だと分かるので、 (R-1)11 = R11 = (sinα)cos(ωt), (R-1)12 = R21 = (sinα)sin(ωt), (R-1)13 = R31 = -cosα, (R-1)21 = R12 = -sin(ωt), (R-1)22 = R22 = cos(ωt), (R-1)23 = R32 = 0, (R-1)31 = R13 = (cosα)cos(ωt), (R-1)32 = R23 = (cosα)sin(ωt), (R-1)33 = R33 = sinα です。 これと、ω1 = 0, ω2 = 0, ω3 = ω と、CAN-1-1-9-4〜6の左の式から、 ω'1 = (R-1)11 ω1 + (R-1)12 ω2 + (R-1)13 ω3 = -ωcosα, ω'2 = (R-1)21 ω1 + (R-1)22 ω2 + (R-1)23 ω3 = 0, ω'3 = (R-1)31 ω1 + (R-1)32 ω2 + (R-1)33 ω3 = ωsinα が得られます。 この結果は、また、以下の様に、図形的に求める事も出来ます。 まず、TEC-0-1-16-23,24とCOM-1-18-5〜13の図を基にして、TEC-0-1-6-26〜30の様に考えれば、 ω=ωk だと分かります。 この事とCOM-1-18-14〜20の図から、 ω=-ω(cosα)i' + ω(sinα)k' だと分かります。 ところが、 ω1i+ω2j+ω3k=ω'1i'+ω'2j'+ω'3k' (CAN-1-1-9-4〜6に対する補足説明) ω=ω1i+ω2j+ω3k (TEC-0-1-16-25〜30に対する補足説明) ∴ω=ω'1i'+ω'2j'+ω'3k' であるから、 -ω(cosα)i' + ω(sinα)k'=ω'1i'+ω'2j'+ω'3k' である事に成り、この事とi',j',k'の線形独立性から、 ω'1 = -ωcosα, ω'2 = 0, ω'3 = ωsinα だと分かります。2013.06.30;2013.07.01,02,03,04,07,09,12,15,16 1行目から3行目までの項を、TEC-0-1-15-24〜26に従って計算すれば、 と成ります。2013.07.24 7,8行目の式は、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第1行) = (右辺の計算結果の第1行) を具体的に書いた物です。 CAN-1-1-11-1〜3の項の第1行は、 mω(sinα)[ω(sinα)x'+ω(cosα)z'] である事が、この項についての補足説明から、分かります。 CAN-1-1-11-4〜6の項の第1行は、TEC-0-1-15-24〜26に従って計算すれば、 -2m(-ωsinα)dy'/dt だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の右辺の計算結果の第1行は、 -ma(cosα)ω2sinα + mω(sinα)[ω(sinα)x' + ω(cosα)z'] - 2m(-ωsinα)dy'/dt = -maω2(sinα)cosα + mω2(sinα)2x' + mω2(sinα)(cosα)z' + 2mω(sinα)dy'/dt = m[-aω2(sinα)cosα + ω2(sinα)2x' + ω2(sinα)(cosα)z' + 2ω(sinα)dy'/dt] = m{-aω2(sinα)cosα + ω2[1 - (cosα)2]x' + ω2(sinα)(cosα)z' + 2ω(sinα)dy'/dt} = m{-aω2(sinα)cosα + ω2(cosα)[(sinα)z' - (cosα)x'] + ω2x' + 2ω(sinα)dy'/dt} と成ります。 一方、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の左辺の計算結果の第1行はmd2x'/dt2だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第1行) = (右辺の計算結果の第1行) を具体的に書くと、 m d2x'/dt2 = m{-aω2(sinα)cosα + ω2(cosα)[(sinα)z' - (cosα)x'] + ω2x' + 2ω(sinα)dy'/dt} この式の両辺をmで割れば、7,8行目の式が得られます。 7,8行目の式は、CAN-1-1-10-28の符号ミスに由来するミスを含んでいます。2013.06.20,24;2013.07.17,21,24,28 9行目の式は、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第2行) = (右辺の計算結果の第2行) を具体的に書いた物です。 CAN-1-1-11-1〜3の項の第2行は、 -m[-ω2(sinα)2y' - ω2(cosα)2y'] = mω2y' である事が、この項についての補足説明から、分かります。 CAN-1-1-11-4〜6の項の第2行は、TEC-0-1-15-24〜26に従って計算すれば、 -2m[ω(sinα)dx'/dt + ω(cosα)dz'/dt] だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の右辺の計算結果の第2行は、 mω2y' - 2m[ω(sinα)dx'/dt + ω(cosα)dz'/dt] = m[ω2y' - 2ω(sinα)dx'/dt - 2ω(cosα)dz'/dt] だと分かります。 一方、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の左辺の計算結果の第2行は m d2y'/dt2 だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第2行) = (右辺の計算結果の第2行) を具体的に書くと、 m d2y'/dt2 = m[ω2y' - 2ω(sinα)dx'/dt - 2ω(cosα)dz'/dt] この式の両辺をmで割れば、9行目の式が得られます。2013.06.20;2013.07.22,24,29 10,11行目の式は、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第3行) = (右辺の計算結果の第3行) を具体的に書いた物です。 CAN-1-1-11-1〜3の項の第3行は、 mω(cosα)[ω(sinα)x'+ω(cosα)z'] である事が、この項についての補足説明から、分かります。 CAN-1-1-11-4〜6の項の第3行は、TEC-0-1-15-24〜26に従って計算すれば 2mω(cosα)dy'/dt だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の右辺の計算結果の第3行は、 -mg - ma(cosα)ω2cosα + mω(cosα)[ω(sinα)x' + ω(cosα)z'] + 2mω(cosα)dy'/dt = -mg - ma(cosα)ω2cosα + m[ω2(sinα)(cosα)x' + ω2(cosα)2z' + 2ω(cosα)dy'/dt] = m{-g - a(cosα)ω2cosα + ω2(sinα)(cosα)x' + ω2[1 - (sinα)2]z' + 2ω(cosα)dy'/dt} だと分かります。 一方、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の左辺の計算結果の第3行は m d2z'/dt2 だから、CAN-1-1-10-27〜CAN-1-1-11-6の式の (左辺の計算結果の第3行) = (右辺の計算結果の第3行) を具体的に書くと、 m d2z'/dt2 = m{-g - a(cosα)ω2cosα + ω2(sinα)(cosα)x' + ω2[1 - (sinα)2]z' + 2ω(cosα)dy'/dt} この式の両辺をmで割れば、10,11行目の式が得られます。 10,11行目の式は、CAN-1-1-10-28の符号ミスに由来するミスを含んでいます。2013.06.20,24;2013.07.24,30 7〜11行目の式に含まれる、CAN-1-1-10-28の符号ミスに由来するミス、を修正するには、CAN-1-1-11-7〜11の式中の a を -a に書き換えるだけで良い事が、CAN-1-1-10-28に対する補足説明に、書かれています。2014.10.30 7〜11行目の連立微分方程式を解く事は、TEC-0-1-19-18〜TEC-0-1-21-11, TEC-0-1-57〜TEC-0-1-60で、行われています。2014.10.30 17行目のkは、27〜30行目の図の様な、斜面の2つの法線ベクトルのうちで上向きの法線ベクトル、だとします。 重力ベクトルとjとkの位置関係は、下図の様に成ります。 重力ベクトルの灰色線への射影を考える事によって、重力ベクトルのk方向成分は-mg(cosα)だと分かります。 重力ベクトルの先端から灰色線に下した垂線に着目すると、重力ベクトルのj方向成分は-mg(sinα)だと分かります。 以上より、重力ベクトルは-mg(sinα)j-mg(cosα)kだと分かります。2013.10.19,21,22,26,28 20,21行目について。 動摩擦力の向きは速度ベクトルの向きの逆です。 したがって-dr/dtの向きは動摩擦力の向きと同じです。 したがって動摩擦力の向きの単位ベクトルは(-dr/dt)/|-dr/dt|です。 この事と、動摩擦力の大きさがμNである事から、動摩擦力ベクトルは μN(-dr/dt)/|-dr/dt| = -μN(dr/dt)/|dr/dt| だと分かります。2013.10.29,30 23行目の式は、TEC-0-1-7-21の最も左の等式に F1 = -μN(dx/dt)/|dr/dt| (理由は下方※に別記しました) を代入する事によって得られます。2013.10.30;2013.11.07,12 24行目の式は、TEC-0-1-7-21の中央の等式に F2 = -mg(sinα)-μN(dy/dt)/|dr/dt| (理由は下方※に別記しました) を代入する事によって得られます。2013.11.03,07,12 25行目の右の等号の成立は、TEC-0-1-7-21の最も右の等式に F3 = -mg(cosα)+N (理由は下方※に別記しました) を代入する事によって分かります。2013.11.03,07,12
25行目の左の等号の成立は、26行目に書かれている条件 z = 0 をtで2回微分する事によって、分かります。2013.11.19 12〜30行目の問題に対する解答は、TEC-0-1-21-19からTEC-0-1-22-30までに、書かれています。2013.11.20 |
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【SEOテキスト】03.9.15,宇田雄一,第2章,質点の力学,-m(,-ωcosα,0,ωsinα,)×[(,-ωcosα,0,ωsinα,)×(,x',y',z',)]-2m(,-ωcosα,0,ωsinα,)×(,),∴{,=-aω2(sinα)cosα+ω2(cosα)(z'sinα-x'cosα)+ω2x'+2ω(sinα),=ω2y'-2ω(sinα),-2ω(cosα),=-g-aω2(cosα)2-ω2(sinα)(z'sinα-x'cosα)+ω2z'+2ω(cosα),[束縛放物問題],水平とαの角をなす粗い斜面(摩擦係数μ)の上に原点Oがあり、Oを通りi方向の直線が斜面内に収まり、かつ水平で、Oを通りj方向の直線も斜面内に収まり、jが斜面を昇る方向を向いているとする。質点がこの斜面からの抗力と重力mg[-(sinα)j-(cosα)k]のみを受けた結果、t≧0の間ずっと斜面上に存し続け、t=0の瞬間r=0,=v0iだったとすると、t>0における質点の運動は、どうなるか?垂直抗力をNkとすると摩擦力は-μN,/|,|となるから、運動方程式から次式が導かれる(TEC-0-1-7-13〜21)mは質量。,m,=-μN,/√,2+,2,m,=-mg sinα-μN,/√,2+,2,0=m,=-mg cosα+N,束縛条件はz=0、初期条件は,(0)=v0,(0)=0,x(0)=y(0)=0です。,k,j,α,水平,α,i(水平),O |
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