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CAN-5-1-59 CAN-5-1-63 TEC-0-1-25 TEC-0-5-114 COM-5-27 COM-5-65 §1-2[2] |
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第 7 ,8 行目について。 トンネル効果と言っても、これは、あくまで力のポテンシャル障壁の透過を意味するだけであって、密に詰まった物質の壁を破壊する事なく別の粒子が透過する、という意味ではないので、そんなに不思議な事ではない。 大袈裟に言うならば、トンネル効果とは、野球のボールとボールをぶつけると、互いに他をすり抜ける事が有り得る、という指摘だが、このときに、それぞれのボールを構成する粒子(原子核と電子)のいずれも衝突はしない。 それでも、それらの粒子間に働く力のために、古典力学を使って計算すると、ボールとボールが互いに他をすり抜ける事は不可能だ、という結果に成るだろう、という事なのだ。 ただし、量子力学で計算したとしても、野球のボールとボールが互いに他を破壊する事なく透過する確率はきわめて小さく成るだろうから、そのような現象が実際に起こるのを見る事が出来るとは考えない方が良い。2008.5.13 第 8 ,9 行目について。 これは、確率の保存則(CAN-5-1-35-7〜11)の具体例です。 電荷保存則(CAN-2-1-4-16〜25)も参照して下さい。 |
CAN-5-1-35 CAN-2-1-4 |
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【SEOテキスト】宇田雄一08.2.9,CAN-5-1-63-1〜4反射率を、x1<0から入射した粒子がx1<0に跳ね返される確立とし、透過率を、x1<0から入射した粒子がx1>aに透過する確率とすると、この解釈は論理の飛躍であって、§1-2[2]と論理的にどうつながるのかが必ずしも明確ではない。E<V0でも透過率がゼロに成らない事をトンネル効果と言う。反射率と透過率の和が1である事に注意せよ。CAN-5-1-63-7〜9,CAN-5-1-59-13〜15と全く同じである。CAN-5-1-63-11〜19これも特殊解である。Pl0はCOM-5-27-25〜27で定義されているルジャンドルの多項式であり、Jl+1/2とJ-l-1/2はCOM-5-65-10〜17で言及されているベッセル関数だ。CAN-5-1-63-29,30,[1/(2m)]P2|u>=E|u>かつ{[1/(2m)]P2+V(X;0)}|v>=E|v>であっても{[1/(2m)]P2+V(X;0)}(|u>+|v>)=E(|u>+|v>)とは成らない。この事はTEC-0-1-25-21〜26と対照的である。Dx=0and Dx'=mfcos(ωt)⇒D(x+x')=mfcos(ωt),D≡md2/dt2+k |
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