CAN-5-1-53
ホーム物理学正典量子力学正典 > CAN-5-1-53

CAN-5-1-53 量子力学正典

 次のページ 
 前のページ 
 目次 
 


 CAN-4-1-21

 TEC-0-5-76

 TEC-0-5-77

 COM-5-54

 COM-5-55

 COM-5-56

 COM-5-58

 §2-1 [ 1 ]

 §2-1 [ 2 ]

 §2-2 [ 1 ]

 §2-2 [ 2 ]














▲このページの上端へ行く

同時刻交換関係とポアソン括弧の対応関係として、ここに書かれているものは、普通の教科書に書かれているものと少し違う事に、お気付きと思う。
これは、そんなに表面的な事でもない。

この事は、解析力学でのポアソン括弧の定義が、当正典におけるもの(CAN-4-1-21)と、普通の教科書に書かれているものとで違う、という事に深く関わっている。

普通は、対応関係を、
q j ( t ) ←→ X j H ( t )
p k ( t ) ←→ P k H ( t )
[ q j ( t ) ,p k ( t ) ]PB = δj k ←→ [ X j H ( t ) ,P k H ( t ) ] = i h δj k
という風に説明するのだが、
CAN-4-1-21 に書かれているように、正確に言うと、 [ q j ( t ) ,p k ( t ) ]PB という概念は存在しない。2007.6.22

















▲このページの上端へ行く


【SEOテキスト】宇田雄一,07.5.8,§2-4.古典力学との対応関係,[2]正準量子化,@同時刻交換関係とポアソンの括弧式,§2-1.[1][2]の場合、,[xj(XH(t),PH(t)),xl(XH(t),PH(t))]-=ih[xj,xl]PB(XH(t),PH(t)),[yj(XH(t),PH(t)),yl(XH(t),PH(t))]-=ih[yj,yl]PB(XH(t),PH(t)),[xj(XH(t),PH(t)),yl(XH(t),PH(t))]-=ih[xj,yl]PB(XH(t),PH(t)),[yl(XH(t),PH(t)),xj(XH(t),PH(t))]-=ih[yl,xj]PB(XH(t),PH(t)),ただし、§2-1[2]の場合には、XH(t)は(X1H(t),X2H(t))を表し、PH(t)は(P1H(t),P2H(t))を表すものとする。[,]PBはCAN-4-1-21[1](1)で定義されているポアソン括弧[,]と同義だ。xj,xl,yj,ylはCAN-4-1-21-11〜13で登場したものです。,Aハイゼンベルグ方程式とハミルトン方程式,§2-2[1][2]の場合、,(d/dt)xj(XH(t),PH(t))=(-i/h)[xj(XH(t),PH(t)),Hc(XH(t),PH(t);t)]-,(d/dt)yj(XH(t),PH(t))=(-i/h)[yj(XH(t),PH(t)),Hc(XH(t),PH(t);t)]-,(d/dt)u(XH(t),PH(t);t)=(-i/h)[u(XH(t),PH(t);t),Hc(XH(t),PH(t);t)]-+∂2n+1u(XH(t),PH(t);t)