COM-5-64
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COM-5-64 量子力学正典

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 CAN-5-1-58

 CAN-5-1-59

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 COM-5-36

 COM-5-37

 §3-1[1]

 §3-1[2]














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【SEOテキスト】宇田雄一,07.8.29,CAN-5-1-58-6〜8,散乱状態は、無限遠からの定常的な流入と無限遠への定常的な流出を同時に含む状態であり、その具体例は§3-1[2]に挙げられる。束縛状態は、粒子が局所に偏在・停滞し続ける状態であり、その具体例は§3-1[1]に挙げられる。CAN-5-1-59-7,|e3(n)>の定義はCAN-5-1-19-17〜19で与えられている。波動関数はCAN-5-1-19-23〜27,COM-5-36-22〜37-2,CAN-5-1-35-6より分かる。CAN-5-1-59-8〜10,n=0のときにEは最小値(ω1+ω2+ω3)h/2を取る。この最小値は、零点エネルギーと呼ばれ、しばしば、不確定性原理(COM-5-23-30)と関係付けて語られる。古典力学においては、質点は、位置と運動量の両方がゼロに確定した状態を取り得るので、調和振動子のエネルギーの最小値はゼロと成るが、量子力学においては、位置と運動量の両方がゼロに確定した状態は、不確定性原理によって禁止されているので、エネルギーの最小値は非ゼロと成る、という具合にだ。CAN-5-1-59-17〜19,21,22,24〜27,lについて和を取ってはいけない。