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5 行目について。 集合の元は、集合の要素とも呼ばれる。 元(げん)を「もと」と誤読する人が居るかもしれないので、今では、宇田は、「要素」という言葉を使う方が良い、と考える様に成ったが、上の紙ノート筆記時の宇田は、まだ、その認識に至っていなかった。 第 10〜12 行目について。 この文法は確率解釈(§1-2[2] )と矛盾しない。 |
§1-2[2] |
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【SEOテキスト】宇田雄一,05.11.8,§1-1.状態と力学変数,[1]状態ベクトルと状態空間,力学系の状態はベクトルである。つまり、任意の1つの力学系の状態全体の集合は、ベクトル空間である。このベクトル空間を、その力学系の状態空間と呼び、状態空間の元を状態ベクトルと呼ぶ。状態空間はC上のベクトル空間すなわち複素ベクトル空間である。さらに、状態空間には内積が導入されており、したがって、状態空間は内積空間である。ただし、状態空間のゼロベクトルは状態ではない。また、任意の2つの状態ベクトルφ,ψについて、∃k∈C;k≠0andφ=kψならばφとψは同一の状態を表す。[2]演算子としての力学変数,力学変数は状態空間上の線形エルミート演算子である。位置座標の各成分や運動量の各成分やエネルギーなど、観測可能な物理量のことを、力学変数とかオブザーバブルと呼ぶ。 |
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