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COM-1-12 初等力学正典

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 第 3 章














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【補足説明欄】

「力学の法則は力の法則と運動の法則よりなる」と私が言い切ったのは、COM-1-5-9,10においてです。2014.11.27

束縛問題において、束縛条件が満たされていた事は結果であり、束縛条件は運動の原因ではない、という事が、COM-1-9-12,13に書かれています。
COM-1-12-5の「束縛問題の時と同様に」とは、この事を指しています。2014.11.27

このページに書いた認識と本質的に同じ考え方に宇田が初めて出会ったのは、学生時代の解析力学の講義において、でした。
講義者(三須明教授)は、ハミルトニアンが時間に陽に依存する事は、その系に外部が存在する事を意味する、という意味(その系が全体系ではない、という意味)の事を言いました。
これは、宇田にとって、啓発的な指摘でした。
ちなみに、宇田にとって、文献以外の他者から啓発的な意見を聞く事は希です。

力の法則が時刻に陽に依存する事は、全体系に対する物理法則のもっともらしさの基準への普通の信仰には反しますが、論理的な可能性としては、有り得ます。
ディラックの大数仮説は、そういう可能性の1つを与える、と見なされ得るでしょう。2014.11.27,30;2014.12.03



























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【SEOテキスト】宇田雄一,03.10.7,CAN-1-1-12-25〜29,13-1〜5,力学の法則は力の法則と運動の法則よりなる、と言い切った僕としては、ここに与えられている外力の時間依存性を力の法則と呼びたいところだが、そういう言い方は適当ではない。束縛問題の時と同様に、ここでの外力の時間依存性は原因ではなく結果だと考えるべき。質点系の力学(第3章)を学べば分かる。