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CAN-5-1-57 量子力学正典

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 §2-2 [1] (1)














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補足説明をここに書く予定です
























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【SEOテキスト】宇田雄一,07.7.29,§3-1.定常状態,[0]一般論,H(t)がtに依存しない場合、つまり、∀t;H(t)=H(0),が成り立つ場合に、話を限る。(§3-1では),量子歴史Ψsに対して、H(0)|Ψs(0)>=E|Ψs(0)>,E∈R,が成り立つならば、Ψsがシュレディンガー方程式の解に成るための必要十分条件は、∀t;|Ψs(t)>=exp(-iEt/h)|Ψs(0)>,この様な場合、Ψs(t)を定常状態と呼ぶ。CAN-5-1-57-3,6,9から次式が導かれる。∀t;H(t)|Ψs(t)>=E|Ψs(t)>,この式は、系のエネルギーがEに確定しており、時間が経ってもその値が変化しない事を表す。特に、§2-2[1]@で,∀t;V(X;t)=V(X;0),とした場合については、物理的な議論によって以下が分かる。ただし、{V(x;0)||x|=r}の最小値をv(r)と書いた。@r→∞でv(r)→∞の場合,Eの取り得る値は、離散的に分布し、上限を持たない。Ar→∞でv(r)→E0(有限)の場合,EはE0より大きな任意の値を取り得る。従って、Eの取り得る値の分布は、E>E0なる領域では連続的だ。EがE0よりも小さい値を取り得るか否かは、Vの如何によって異なり、取り得る場合には、その値の分布は離散的だ。※V(x;0)の最小値が存在する場合、それをv0