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COM-5-39 量子力学正典

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 CAN-4-1-3 

 CAN-5-1-35 

 CAN-5-1-36 

 CAN-5-1-37 

 TEC-0-5-53 

 §1-3

 §2-1[1]

 §2-2














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補足説明をここに書く予定です
























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【SEOテキスト】宇田雄一06.8.7,CAN-5-1-35〜37,§2-2は§1-3に対応する。CAN-5-1-35-1もちろん§2-1[1]のことだ。CAN-5-1-35-2,V(X;t)は、CAN-4-1-3-29のVを使って、V(X;t)|e1(x)>=V(x;t)|e1(x)>によって定義される線形演算子だ。V(X;t)とH(t)は、共に線形エルミートだ。V(X;t)を見れば、空間座標はXで演算子なのに、時刻はtで実数、という風に、時間と空間が同等に扱われていない事が分かる。これは、量子力学の理論形式が非相対論的である事を、意味する。mは、対象となる質点の質量であり正の実数。量子力学のハミルトニアンは、解析力学のハミルトニアンにではなく、解析力学のハミルトニアンの値に対応する。つまり、解析力学のハミルトニアンは、関数つまり写像であって、関数の値ではないが、量子力学のハミルトニアンは、ハミルトニアンの値と同義だ。その分、量子力学のハミルトニアンよりも、解析力学のハミルトニアンの方が難解な概念と成っている。CAN-5-1-35-6右辺を見れば分かるように、空間座標xの果たす役割と時刻tの果たす役割が明確に異なる。この事も、量子力学の理論形式が非相対論的である事を、意味する。(次ページへ続く)