COM-5-33
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COM-5-33 量子力学正典

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【SEOテキスト】宇田雄一06.6.16ボーズ粒子のスピンはhの整数倍(0も含む)でなくてはいけないこと、が知られている。従って、古典論ではスピン0の質点というものを考える事が出来るのに対して、量子論的にはスピン0のフェルミ粒子というものは存在しない。逆に、古典論では質量0の質点というものは考えなかったが、量子論では質量0のフェルミ粒子というものをも考える。ただし、ボーズ粒子や質量0のフェルミ粒子の取り扱いは、このノート「量子力学」には書かない。CAN-5-1-30-12,13この条件によって、xj=xk and sj=skなるj,kが一組でも存在すれば、|e14(x1,s1;・・・;xn,sn)>はゼロベクトル(基底ベクトルではない)となる。sgnπはπの符号であり、πが偶置換ならsgnπ=+1,πが奇置換ならsgnπ=-1,CAN-5-1-30-18これは十分条件であって必要条件ではない。つまり、e14の完全反対称性(CAN-5-1-30-12,13)があるために、完全反対称ではないどんなψも必ず、完全反対称ないずれかのψと、同じ状態の表示に成っている。CAN-5-1-30-12,13,28〜30同一粒子系であっても、粒子の軌道に番号を付ける事によって各粒子の番号が何であるかを定義し、その番号で粒子を識別する事が出来るか、という問題に対して、たとえばn=2の場合、一見、|X-1|,|X-2|,|X-3|の固有値が全て0であるような同