COM-1-15
ホーム物理学正典初等力学正典 > COM-1-15

COM-1-15 初等力学正典

 次のページ 
 前のページ 
 目次 
 


 COM-1-13 














▲このページの上端へ行く

【補足説明欄】

2行目に書かれている「原子論」とは、全ての物質は原子で出来ている、という考えの事です。2016.03.10

2行目の「原子刻」は誤字です。
正しくは「原子核」です。2016.03.10

第 2〜4 行目について。
巨視的な連続体は存在しない、けれど、素粒子が連続体である可能性は否定されておらず、そのような可能性は、弦理論の学者によって現在(2007年)でも追究されています。






































▲このページの上端へ行く


【SEOテキスト】宇田雄一,03.12.29,COM-1-13-8,連続体,原子論の成功、原子が点状の原子核と点状の電子から成っているとする原子模型の成功、これらによって現在では、連続体は存在しないと信じる事が出来る。ガラスや針金も質点系だと考えられる。また、仮に連続体が実在したとしても、計算テクニックとしては、連続体を質点系の極限とみなす方法が有効だ。たとえば線密度ρ[g/m]の連続線状物体を、質量(ρ/N)グラムの質点が1メートルにつきN個ならんでいる質点系のN→∞極限と考える事によって、正しい計算結果を得る事が出来る。COM-1-13-24,初期条件,どの時刻でも良いから任意の1つの時刻を取り上げて、その時刻における質点の位置と速度を指定する事を、初期条件を与える、と言う。指定された位置と速度を、それぞれ初期位置と初速度と言う。「初」が付いているからと言って、初めの時刻を考えるわけではない。取り上げた時刻は、あくまで、永遠の過去から永遠の未来にわたる時間の中の1つの時刻だ。力の法則と電磁場が完全に与えられている場合には、PSの全ての質点の初期条件を1つの時刻について与えれば、過去まで含めて全ての時刻にわたる全ての質点の位置が、PSの力学によって決定される。